結婚したら誰にも気兼ねせず、

帰る時に感じる寂しさも

なくなって、いつも一緒に居られる

幸せが待っていると思ってた。

だけど現実は全然違っていて

せっかく2人でいても、

仕事で疲れているからと言って

背中を向けて寝てしまう。

私から誘うというのは応じてはくれず

たまにその気になったときは

もぞもぞとパジャマの下だけ

脱がされて、すぐに入れて出して終わり。

もともと付き合ってたころから

ホテルに行っても時間は余ったし、

終わった後はタバコをふかしたあと

イビキかいてさっさと1人で寝てしまう

ような人だったし、

私もあまり経験がなかったから

めくるめく💕❤️みたいなものは

ドラマや映画の世界の話であれは

演技なんだと思って、こんなものなのかな

って思ってた。

そんなんでも子どもはすぐにできて

育児に翻弄され、母乳もあげてたし

そんな気分にも大してならず、

全く育児や家事への協力はなかったけど

両方の実家が初孫だったので

よくしてくれたおかげで

あまり気にならなかった。

でも夜中に子どもが泣くと

「 明日も俺は仕事なんだから早く寝かせろ、

どうせお前は一日中家にいるんだから

寝られなくてもかまわないだろ！」

そんな心ない言葉はほんとに

辛かった。

その頃の1番食べたいものは

伸びてない熱いカップラーメンだった。

それからしばらくして

40万もの借金が発覚。

変な風俗絡みの詐欺だった。

出資金40万でお金持ち女性の

お相手できて稼げます！

まだ子どもも小さくて

クレジットカードは全てやめて

もうしない、というので

コツコツ独身時代から貯めていた

貯金から弁済してしまった。

でもこれは序章でしか過ぎなかった。

その後、隠れてカードを作り

浮気が発覚。

その時言われたのは

「 悔しかったらお前もやってみろ

相手してくれる男がいたら

みてみたいよ」

それからまたしばらくして言われたのは

「お前じゃ勃たない。

俺も男だから外で好きにさせろ 」

それからしばらくして、

「やっぱりこのままじゃいけない。

やり直そう。2人目作ろうか。 」

そう言われて久しぶりに1回しただけ、

それも子ども作るため、みたいなので

出した後、しばらく腰を上げてこぼれない

ようにしたらタイミングもあんまり

考えてなかったけどドンピシャり。

「 お前もやってみろ」

そう言われて、その時は

あんたと同じにするな、

私は絶対そんなことはしない、

同じレベルになってはダメ、

そう思ったけど同時に、

浮気なんてどうやったら、、

私には無理💦それに子どものことが

あるからそれどころではなく、

そんな余裕はなかった。

その後もずっと、

風俗なのか、それらしい名刺は

山のようにその辺に置いてあったし、

最終的には、

自宅を勝手に抵当権つけての借金

発覚。

その前からキャッシングの返済明細が

送られてきて、140万くらいは

あったかな、、でも毎月2万返して2万借りる

そんな感じで増えてく一方。

この人、キャッシングとATM混同して

感覚麻痺してるよ、、

でも何かいうと怒り出すので

ほっておいた。

だけど流石に返せなくなって

任意売却しないといけないところまで

来てしまい、私も共同名義になってたので

私まで巻き込まれてしまうことに💦

私の親は離婚して戻っておいで、

と言ってくれたけど

自宅で仕事もしてたし、

そのままここでがんばりたいと

いう気持ちをくんで、

家については、実家の親から借りて

なんとかそのまま住めることに。

それ以外の借金は

弁護士さんを頼んで計画たてて

返済することに。

その返済は少し前に終わったけど

私の実家への返済はまだまだ残ってる。

セックスレスから借金、

そしてお前なんかどうせ、

みたいなことを言われ続けて

私の女としての自己肯定感は

ボロボロ。

受験が終わって少し落ち着いたときに

どうしてもこのまま終わってしまって

いいの？という焦りから

とうとう踏み出してしまった。

誰かに求められて、

それがエロ目的なのはわかってても

女として求められるだけで

安心できるようになっていた。

でも虚しさも同時にやってくる。

少しして彼と出会って

付き合ってます、

って言えるような関係になって

心も体も両方というのは全然

違っていて、ドンドン好きに

なってしまった。

もう自分を否定される生活は

早く終わりにしたいけど、

悔しいけど旦那の給料をあてにしてる。

自己嫌悪。

自立しなさいよ！

と心の声💦

借金の恐怖とかこれから

自立するにはお金が必要、

だからこんなにお金に執着しちゃう

のかな、、

彼は自分で稼げる、そんな自信が

あるのかもしれないな。

だから執着しないのかな。